言うのは簡単ですが、実際に休息をとるのは難しいです。周囲の助けがなければ、そんな夢の時間は訪れません。
ですから、普段から頼れる家族、友人、ご近所、行政との関係をつくって置くことが重要なのです。
2018年1月におきた事件です。
3つ子の育児に疲れ果てたは母親が、次男を床に叩きつけて死亡させました。母親は近隣との付き合いはほとんどなく、ご近所も三つ子を抱える母とは知らなかった。それ以前にこの女性の存在を知らなかったという人も多いようです。
賃貸マンションでは入れ替わりも激しく、ご近所との付き合いもほとんどありません。頼れるお隣さんとしての関係を築くことは難しかったでしょう。であれば、家族、友人、行政などで、母親の逃げ場、休息の場がつくれなかったことが残念です。
高齢の方には、
「子育ては母親がなんとかするもの」
「私の時代には誰も助けてはくれなかった」
と、母親支援に理解のない方もいます。
でも、
そんな人の意見を聞く必要は全くありません。なぜなら、そんな意見を聞いて一人耐え忍んだ結果が3つ子の事件とも言えるのですから。亡くなった子供はもちろん、母親も、家族も、ご近所も、そして社会も決して望まない結果です。
母親の裁判結果は執行猶予の無い懲役3年6か月の実刑判決。
残された2人の子とも一緒に暮らせず、彼女自身もうつ病と診断され、その治療が必要です。
ひとこと、ふたことでも愚痴を吐き出せる相手がいるだけで心身の疲労感は全く変わってきます。「私だけで」「私だけが」と孤立しないことが、まずは重要だと思います。
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