りぜっとおばあさんが編み物をしている脇でねている
おとうさんねことおかあさんねこ。
その近くにはしばらく前に生まれた５匹の子ねこたちが
遊んでいます。

その中のぴっちだけはほかの子ねこ達とは違います。
ここにいることも、ねこであることもイヤなのです。

それで外の世界に飛び出します。
家の周りのいろんな場所に行き、ねこ以外のいろんな生き物に会い
憧れ、その一員になろうとしますがなかなかスッとはいきません。

たいへんな目にあい、りぜっとおばあさんと親兄弟の元に帰り
自分を好きでいてくれる家族の中で元気を取り戻したとき、
ぴっちはどうなったのでしょうか・・・？

いる場所も、ねこであることにも変わりはないけれど、
不満じゃないのです。感謝なのです。
苦労をして自分で真実を見い出したぴっちをすごいなぁと思います。

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